糖尿病治療における運動療法の効果について
2012/07/12
糖尿病ケアチーム
運動療法は、食事療法、薬物療法と並び、糖尿病治療の有効手段です。
では、運動療法にはどのような効果があるのでしょうか。
運動療法による効果としては、急性効果としては、血糖効果作用があります。
慢性効果としては、インスリン抵抗性(インスリン分泌があっても血糖が下がらない状態)の改善があります。
運動療法は、ジョギングや水泳など、スポーツをすることだけではありません。
家事やエレベーターの代わりに階段を使う等、日頃の活動量を増やすことが大切です。
食事療法のみの治療は、体重だけでなく安静時代謝量も低下させる恐れがあります。
基礎代謝の改善としての効果もある運動療法とバランスよく行いましょう。